今回は私がオススメする不動産投資を
実践するのにオススメの本９冊を紹介します。
最低これくらいの本は読んでもらいたいです。
勉強は必須ですよ。
【その１】希望を与えてくれる本
「世界の不動産投資王が明かす お金持ちになれる「超」不動産投資のすすめ—自己資金ゼロから始める究極の資産形成術」
ドルフ・デ ルース 著
日本名は非常に長いですが、
英名は「Real Estate Riches」と
非常に簡単なタイトルです(笑)
不動産投資の基本的なところを
押さえているので非常にオススメです。
実はこの著者の方は、
あのロバート・キヨサキ氏の師匠にあたります。
非常に参考になりますが日本との違いがあります。
彼が調査をした結果が簡単に書かれていますが、
金持ちに若者、老人、男、女、長男、末っ子などの特徴はなく
共通することは誠実であること。
つまり誰でも金持ちになれる可能性があり、
不動産で富を作り上げ維持していることが
分かったと書かれています。
著者自身も裕福な家庭ではありませんでした。
つまり、私達でもお金持ちになれるということんなんですね。
皆さんも一度読めば希望が持てるに違いありません。
【その２】不動産投資の闇の部分を学ぶ
大村 昌慶 著
ちょっと大げさなようにも映るかも知れませんが、
不動産投資の世界は実際に嘘やハッタリが
多い世界だと思います。
悪徳不動産販売会社やなんちゃって有名投資家は確かにいます。
そういう部分を暴露しているので、
この本でしっかり学んでおくと良いと思います。
でも、まっとうな商売をしている不動産屋さんや投資家、
セミナー講師が多くいることも事実です。
悪徳業者に騙されないよう負の側面も
しっかり学んでおいてください。
【その３】交渉術の勉強に
ロバート・B・チャルディーニ 著
不動産投資は交渉の連続です。
特に価格交渉ではテクニックが必要となってきます。
と、いうか人生のバイブルですね。
生きていく上で絶対に読んでおくべき本です。
この本は「人間が動かされる事象」をパターン毎に
解説していて交渉に使えるテクニックが
多く記載されているのが特徴です。
例えば代表的なものが「返報性の法則」ですが、
「何かをしてもらったら何か返さなければならない気持ちになる。」
という心理について解説しています。
心理学的に
「どうして人が騙されるのか？」
「どうすれば商品が買いたくなるのか？」
こんなことを解説しています。
この本を読むと営業トークの中身が分かります。
営業トークされたときに心の中でニヤニヤしてしまいます。
「はいはい、返報性ね。」
「希少性で攻めてきましたか。」
「権威でマウント取りにきましたねぇ。」
とか（笑）
手の内、丸見えです(笑)
非常に長い本なので読むのが辛いという方は
オーディオブックもアリです。
【その４】詐欺師から学ぶ
でも、残念ながら絶版で中古が高いんですよねぇ。
中でも競馬の詐欺は非常に面白かったんですよ。
田舎から出てきた金持ちと友達になり
闇競馬をさせるストーリー。
大掛かりなニセ馬券売り場のセットや
エキストラで熱狂を演出するなど、
非常に手が込んでいて最初は少し勝たせて
信用させて大一番で負けさせる。
そして、
「警察が来る！逃げろ！後で落ち合おう。」
となって、
詐欺師はそのままトンズラ。
今でもある手口ですよね。
「良い警官、悪い警官」など色々な
詐欺のテクニックが出てきます。
自分が詐欺に遭わないためや、
交渉術の非常に良い参考になります。
【その５】確定申告を知るために
「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」
きたみ りゅうじ 著
サラリーマンからフリーランスになって確定申告とか
サッパリ分からなかった著者と会計士さんの対話形式で、
ちょっと悪そうな「イヒヒ」な感じで書かれています。
そもそもの「税金とはなんぞや」から社会保険、記帳、
確定申告などを面白おかしく学ぶことができます。
あいだの４コママンガも面白くさらっと読めますよ。
【その６】自営業の裏側を知る
「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学」
小堺 桂悦郎
どうして社長のベンツは、
「中古の４ドアなんでしょう？」
ポイントは経費になるかと減価償却年数に
あるんですが読んで勉強してみてください。
個人事業主はサラリーマンより
はるかに節税しやすいことが分かります（笑）
その他、
「なぜ、年商の４倍の借金がある旅館が潰れないのか？」
「なぜ、ラブホテル経営者は税金を払わないのか？」
ついつい読みたくなるエピソードが挙げられています。
でも、ちゃんと会計入門のお話も
しっかり書いてあるので勉強になりますよ。
【その７】経済的自由になるために
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント : 経済的自由があなたのものになる」
「金持ち父さん貧乏父さん」
もオススメですが私はこっちが心に残りました。
一番のポイントはお金の流れは
E：Employee（従業員）
S：Self Employee（自営業者）
B：Business Owner（ビジネスオーナー）
I：Investor（投資家）
の、４つに分かれE,Sは
自分が働いただけした収入が得られない。
B,Iは自分が働いた以上（働かなくても）に
稼げるということです。
重要なのはビジネスオーナーや
投資家でなければ資産は増えず、
従業員や自営業者であっても
ビジネスオーナーや投資家になれるということ。
この本を読む前は脱サラは従業員を辞めて
一足飛びにビジネスオーナーに
ならなければならないと思っていました。
でも、実際には従業員をやりながら
資産家でもビジネスオーナーにでもなれる、
兼業できるということをこの本で理解しました。
兼業から始めてゆっくりと軸足をビジネスオーナーや
投資家に移せば良いということなんです。
これから副業や投資を始めたい方は読んで損は無いと思います。
【その８】これぞ、ビジネスの基本！！
藤田 田 著
これは有名な本ですね。
いつの間にか2019/4/13に再販されてました。
私は古いほうしか読んだことが無いですが
今では使えない言葉も多用していたので
新装版がどうのようになったのか興味があります。
正直、言葉は汚いですが本質を突いたことが色々と書かれています。
「女と口を狙え」とか「約束は絶対に守れ」とか。
特に見習いたいのは、約束を守ることを
本気で実践したエピソードが書かれており、
約束を守ることで信用を積み重ねることが
ビジネスにとって一番大切だと説いています。
ビジネスに限らず、やっぱり人間は信頼関係ですよ。
不動産投資も本質は「不動産賃貸業」
つまり、ビジネスなんですよね。
これから不動産投資を始めようという方は是非読んでみてください。
【その９】これからの世界を想像するために
「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 」
落合 陽一 著
SDGsの解説から2030年の世界を考えていく本です。
これは将来を考える上で非常に参考になると思いました。
色々な統計がうまくまとめてあり自分であれこれ
引っ張り出さなくても良い形になっています。
例えば世界の人口がどうなっていくのか？
日本や中国の人口はつぼ型、インドは釣り鐘型、
アフリカはピラミッド型で、今の世界の人口構成から
2030年にはどのようになっていくのか解説されています。
日本の人口だけ理解していれば
不動産投資はうまくいくかもしれません。
でも、世界は繋がっていますし世界の動きによって
日本の不動産投資も影響を受けます。
ちょっと世界に目を向けて、これから不動産が
どうなっていくのかを考える材料に非常に良いと思います。
まとめ
もしかしたら、
「ほとんど不動産の本が無いやん！！」
って思われたかもしれません。
いやいや、全部関わってくるんですよ。
不動産投資は知識の総力戦みたいなものですから。
そして、
重要なのは「不動産投資はビジネス」ということなんです。
不動産投資の勉強も必要ですがビジネスと経済、会計についても
最低限のことを理解しておかないと経営が成り立ちません。
ただし、いくら本を読んでも実践しなければ意味がありません。
ちゃんと知識を身に付けたら
「行動すること、実践すること。」
を忘れないでくださいね。
