今日は私の高校生のときの
恋愛の話をしたいと思います。
「そんなの、不動産投資に全く関係ないやんか!!」
って、思いましたよね?
いえいえ、大アリなんですよ。
今日、お伝えしたいことは、
「やった後悔は一瞬、やらなかった後悔は一生」
ということです。
あなたは昔のことで、
何か後悔していることはありませんか?
多分、それはやらなかったことを後悔してると思います。
もちろん、私にもあります。
それは高校生のときの話です。
私は高校に進学してからクラスに馴染めませんでした。
授業は普通に自分のクラスで受けていましたが、
昼食は小学校からの友達のクラスへ出向いて食べてました。
ある日のお昼休み、
同じように友達のクラスでお弁当を
食べていたら一人の女子が私の横へ来て、
「学級委員なんだから、ちゃんと黒板消してよね!!」
と、かなりイライラした大きな声で注意されたんです。
彼女はこの一言を言い残して
スタスタと歩いて去っていきました。
私はこのとき何が起こったのか全く分かりませんでした。
(はぁ?学級委員ってなんのこと?)
(僕がこのクラスでそんなことしてるわけないやん!!)
さらに別の衝撃があったんですよ。
彼女、メチャクチャ好みのタイプやったんです!!
このときの彼女の顔は今でも忘れていません。
当時の私は女っ気ゼロ。
ファッションセンスゼロ。
根性も度胸もない。
彼女は進学クラスで私は下位クラス。
おまけにくせ毛がひどく
髪型なんて全く選べませんでした。
そんなコンプレックスだらけの私は、
(めっちゃタイプやけど告白なんか無理やわ。。。)
と、ずっと思ってました。
後で友だちに教えてもらったのですが、
彼女の名前は沙織さんでした。
その他にも
吹奏楽部だとか、
クラリネットを吹いているとか
ピアノも弾けるとか、
モーツァルトが好きとか
色々と教えてもらいました。
この事件から私は昼休みに友達のクラスに行って、
たまに彼女の顔を見られるのが楽しみになってました。
あぁ、本当に情けない。
今の私なら速攻告白しています。
そんなもやもやした高校生活も、
1年生が終わろうとしていました。
私の通っていた孝行は2年生になるときに、
・理系進学クラス
・文系進学クラス
・専門学校進学クラス
・就職クラス
このうちのどれかを選ばないといけませんでした。
私は成績が悪いにもかかわらず理系進学クラスを選びました。
担任の先生からは、
「お前には無理やぞ。」
「専門学校進学にしたらどうや?」
と説得されました。
しかし、全部突っぱねて理系を希望したんですよ。
理由は凄くカンタンで国語と英語の
成績が赤点連発で絶望的に悪かったんです。
当時の理系クラスって女子はほとんどいませんでした。
看護大学を目指す女子が数人ってレベルです。
だから、
沙織さんと同じクラスになることは
無いだろうなって思ってたんです。
それが、なんと!!
同じクラスになったんですよ!!
彼女は建築学科を目指していたんです!!
でも、
あかんたれの私は彼女と話すことも
ままなりませんでした。
あぁ、情けない。。。
そんな状況のまま何の進展もなく年末を迎えました。
沙織さんとは全く話せていなかったんですが、
その友達の裕子さんとは仲の良い友達になってました。
高校生になってから初めてまともに話せる女の子でした。
裕子さんは美人という感じではなかったんですが、
笑顔が凄く可愛くて魅力的な女の子でした。
そんなある日、
裕子さんから、
「12月24日に遊園地に行けへん?」
と、誘われたんです。
しかし、超鈍感で空気読めない私は、
「全然ええよ!メンバー決まったら教えてな。」
って、答えてしまいました。
「うん、分かった。」
その時はそれで終わったのですが、
後日、彼女から手紙をもらったんです。
「私と2人で行きませんか?」
って。
正直、悩みました。
裕子さんは好きやし仲がいいけど
好きなタイプは沙織さんやし。。。
「でも、こんなチャンスは滅多にない!!」
と、裕子さんと付き合うことにしました。
そして、2人で
クリスマスイブに遊園地デートして、
修学旅行を一緒に楽しんで、
水族館デートに行って、
と、楽しい日々を過ごしていたある日、
裕子さんから、ある頼み事をされました。
「沙織さんが圭介くんのことが好きやねんて。」
「ダブルデートしたいから圭介君をさそってくれへん?」
さすがにちょっとこれは複雑な気持ちでした。
圭介とはそんなに話すことは無い関係でしたが、
小学校から高校までずっと同じ学校でした。
背は高くないのですが、
男前でピアノがめちゃくちゃ上手で、
成績もクラストップでした。
ピアノもベートーヴェンの月光とか弾いてたし、、、
(うわぁ、コレは勝てへん。。。)
そんな複雑な気持ちのまま、
4人でスケートに行きました。
そこから、
私は裕子さんと付き合い、
沙織さんは圭介と付き合う
という関係になりました。
そして、高校3年生の春。
理系クラスは1クラスしかなく、
クラス替えがなく担任もそのままでした。
成績悪かった私もギリギリ留年しませんでした(笑)
3年生になって直ぐに裕子さんに呼び出されました。
「別れよう。」
「前の彼が忘れられへんねん。」
実は彼女の態度がおかしかったので、
薄々気づいていたのですが、
それでも、めちゃくちゃショックでした。
なんとかならないかと、
あれこれ説得したのですが、
彼女の意思は固かったです。
どうにもならず、
お互いに無言のまま学校を出て別々に帰りました。
帰ってからめちゃくちゃ泣きました。
それから、彼女とは一言も話すこと無く卒業しました。
私が彼女と別れてからほどなくして、
沙織さんも圭介にフラれて別れました。
4人で色々遊んだおかげて
沙織さんとも普通に話すようになり、
フラれたもの同士の奇妙な友情関係がスタートしたんです。
このとき、凄く悩みました。
(こんな状況で沙織さんを口説いていいんだろうか。。。)
結局、私は沙織さんに気持ちを
伝えることなく高校を卒業しました。
ここで、私は2つの後悔を背負ったというか、
ひとつは、
裕子さんと一言も話さずギクシャクしたまま
気まずい1年間を過ごしてしまったこと。
もうひとつは、
沙織さんに気持ちを伝えなかったこと。
3年生でお互いフリーになったとき、
彼女が大学の彼と別れたとき、
チャンスは何度もありました。
今は幸せですが、このとき勇気を出して行動していれば、
「いまごろ、どうなっていたんだろう。。。」
なんて思うことがあります。
そう、
やらなかった後悔はずっと心の片隅で残り続けるんです。
でもね、
勢いだけで始めたバイクのレースで
大怪我して引退してしまったことなんてのは、
一片の後悔もないんですよ。
だから、私は、
「やらかした後悔は一瞬だけど、
やらなかったことは一生後悔する。」
ってのを強く思っているんです。
もし、
不動産投資を始めるために学ぼうと行動してなかったら、
「子供の大学の学費を出してやりたいけど住宅ローンの
支払があるし奨学金を借りてもらうしかないのか。」
「海外旅行とか子供を連れていってやりたいけど、
今のサラリーマン収入だけじゃとても無理だよな。」
「年金で住宅ローン払うと生活費もままならないんだ。」
「もっと収入を増やしておけば老後、
お金で困ることは無かったのに。」
って、諦めと後悔だらけの人生になってたと思うんです。
もう、学生時代みたいに行動しなかったことで
後悔するようなことはしたくありません。
だから、
不動産投資を始めるときに、
そう決心しました。
私は目の前にチャンスがあるのなら、
絶対に行動するべきだと強く思ってますし、
即決で行動するようにしています。
やらない理由を並べて諦めるのは簡単です。
でも、
その後の後悔を払拭するのは凄く大変です。
歳を取るほど後悔しても取り戻せません。
だから、
あなたも、絶対に後悔しない判断をしてくださいね。